ニキビの炎症でステロイドは効果的か
ステロイド外用薬は、副腎皮質ホルモンを薬効成分として配合されています。
消炎・抗炎症作用をもつ塗り薬になります。
免疫反応を抑制することで皮膚炎に素早く効果を発揮させます。
あくまでも一時的に症状をおさえる効果がある薬になります。
ニキビは皮膚炎の一種になるので使われることがありますが、通常は使用することは少ないです。
ニキビの原因になっているアクネ菌は、免疫が抑制されると増殖する働きがあるので、ステロイドを使用すると症状を悪化させてしまうことがあります。
また毛穴を防いでしまうこともありニキビを悪化させてしまいます。
ニキビの治療にはアクネ菌を殺菌することが重要になります。
投薬は抗生物質の投与の方が一般的で、アクアチムクリームやアクアチム軟膏・ダラシン・ゲンタマイシンなどの抗菌の外用薬やミノマイシンやクラリス・ジェニナックなどの内服の抗菌剤が治療には有効になります。
炎症をひどくさせないためには、患部を清潔にしておく必要があります。
recommend
Last update:2023/2/27